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古都の紅・古都の紫陽花
2006-08-02 Wed 02:58
剛しいら 著 イラスト 石原理 ( 雄飛 アイノベルズ )
『古都の紅』(2006年3月発行)
刑事の大門京介は、ヤクザが日本刀で斬り殺された事件を捜査中に、現場に残された刀に関係する刀鍛冶の当麻博雪と出会った。犯行の凶器となった刀「紅」と、博雪が所有する刀「白」は、古の主従の因縁がからむ対の刀だった。二本を一緒にしておかないと、「紅」は持った者に人斬りを誘う殺人剣と化すという。そんな話は信じられずにいた京介であったが、実は、この世の者ではない者の姿を感じ、夢にまで見てしまう体質だった。そんな京介は、刀に込められた古の主従の情念に導かれて、博雪と関係を持ってしまう・・・。

『古都の紫陽花』 (2006年8月発行)
妖刀の因縁で結ばれた後、お互いの気持ちを確かめあって恋人同士となった京介と博雪は、共に二本の刀を守って行こうと心に決めていた。そんな折、またしても刀を使った殺人事件が起ってしまう。その凶器は先代刀鍛治であった父親が造った博雪の守り刀「青丸」だった。博雪は容疑者として拘束されてしまうが、「青丸」は客として博雪に守り刀の製作を依頼に来た女子高生が気に入って、譲って欲しいと言っていたモノだった・・・。
古都鎌倉を舞台にした、ストイックに伝統工芸の技を守る青年と、幽霊が見えてしまう敏腕刑事の物語です。鎌倉って歴史があって古都の趣はありますが、幕府は置かれたことがあっても、天皇が都としたことはないので、厳密には古都ではないんじゃないかとも思うのですが、皆さん古都と呼びますよね。それだけ歴史的重みのある街ということで、若いのに和服を着ている事が多い、美貌の刀鍛冶という設定が生きてきます。「紅」と「白」を廻る、忠誠と愛を誓った小姓と、彼に想いを寄せた主の物語、それも博雪が代々受け継がれた刀鍛冶の跡継ぎであるからこそ、伝え聞いていた話です。

何としても博雪を守りたいという京介の気持ちと、それに甘えず常に姿勢を正して節度を持って向き合いながら、とっても素直な博雪。ふたりだけの時間はとっても色っぽいのに、ふたりとも仕事や世間に対してとてもストイックで、それでいて若い分頑固一徹ではない柔軟性もあり、とても心地よいふたりです。『古都の紅』を読んで気入っていたカップルなので、『古都の紫陽花』も楽しみにしていました。次回作もあるといいのにな、と期待しています。

発行元「雄飛」の Inovels サイトには『古都の紫陽花』ss が読めるコーナーもあります。
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『古都の紅』『古都の紫陽花』/剛しいら(石原理)
『古都の紅』『古都の紫陽花』/剛しいら(石原理)
予定通り、剛しいら作品の感想を増やせております。増やせる、増やせるぞっ!(ラピュタのMさんぽく読んでね)しかし、予定通り行かないこともありました。今日、ルチルの新刊を買いに行こうと会社の帰りに本屋に寄ったら…会社の先輩に会ってしまった!(BGM:チャララララ
ゲイ&腐男子のBL読書ブログ 2006/11/16 23:45
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