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人騒がせなロメオ( 富士見二丁目交響楽団シリーズ )
2006-07-02 Sun 02:43
秋月こお 著  イラスト 後藤星
角川書店ルビー文庫 2006年7月1日発行

フジミシリーズ第6部の新刊です。発行日は7月1日になってますが、6月29日には書店に出ておりましたので、早速購入して読ませていただたきました。JUNE休刊以来書き下ろしになっているので、これまでは1冊で1話のお話だったのですが、今回は表題作の前に「ポルタメント序曲」が所収されていて、1話の長さがJUNE掲載当時に近いものになっています。

「ポルタメント序曲」では、いよいよフジミの専用練習場建設に向けて実行委員会を立ち上げようという話になっています。そんな折、コンテストに優勝してガラコンサートをやるソラ君の演奏を聴くために、悠季と圭はニューヨークに行くことになります。
そして「人騒がせなロメオ」は、音大で講師を務める悠季と、可愛い生徒(?)由之小路君や杏奈ちゃんとの、気苦労が絶えなそうなお話です。

フジミ新刊、楽しく読ませていただきました。しかし、私をBLに導いたと言っても過言ではないこのシーリーズですが、何というか、もはやBLでなくてもいいんじゃないかと思えてきました。何故かというと、悠季と圭の関係が安定しているので、あまりその部分に心惹かれなくなったからです。ふたりが愛しあっていて、お互いを気遣ったり、音楽性を認め合いそこに惹かれ、っていう関係は素敵だと思うんです。でも、前作でも思ったんですが、今回の2作でも、ふたりのベッドシーンが何か取って付けたようで、無くてもいいんじゃかとさえ感じてしまいました。

「ポルタメント序曲」には、互いの理解を深め合うためにと計画されている、悠季とM響の飯田さとのセッションの話も出てきます。メンバーを募集してカルテットで行こうという話になり、「人騒がせなロメオ」では由之小路君もからんで来ます。圭との関係より、悠季が彼らとの関係をどう発展させて行くのが気がかりだし、面白いんです。杏奈ちゃんをどう育てられるのか?とか。

今回久々に登場の遠藤君も、かつて音楽教師時代の悠季を手こずらせた生徒でしたが、あいかわらず大迷惑をかけつつも自分の道を見つけつつあるようです。マミーとまで呼ばれて世話していたソラ君だって立派に音楽家として独り立ちしようとしているし、出来過ぎた話ではあるけれど、そういう周りの人たちとの関わりがとっても良く描かれていて面白いです。私にとっては、悠季と圭の恋愛問題というより、ふたりが周りの人々とどのように関わって成長して行くのかに、興味を持つ物語になって来ました。

それから。ずっと以前の圭と生島さんの番外編で、圭がやがて音楽家として活躍し、短くも華々しく世界的に注目されることになる、というような締めくくりの作品があったと記憶しています。そういう気になる終わり方は反則ですよ~、秋月せんせい~、と思ってたんですが、やっとその結末が見えかかって来たような気もするのが「ポルタメント序曲」でした。「短くも・・・」と言われたら、考えられる結末は2つくらいですよね。そしてその一つは悲しすぎる結末です。でも幸いな事に、そっちではない結末に向かって行きそうな事が具体化して来たようで、安心して先を楽しみに出来そうです。
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