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長く続いている物語に思う事
2009-12-01 Tue 01:44
前に書込みしてからまた日が開きました…。1ヶ月なんてあっという間に過ぎてしまいますね。そして気がつけば今年も最後の月になりました。

月末にルビー文庫からタクミくんの新刊「誰かが彼に恋してる」とフジミの新刊「決別」が出ました。私はそれぞれの作品を、BLにハマって以来12年来読んでいることになります。それだけでも結構な歳月だなと思いますが、作品は更に長く続いていて、タクミくんは初出から25年、フジミも17年になっています。初出当時、ルビー文庫もまだありませんでした。ルビー文庫はフジミが小説JUNEに登場した年の暮に創刊されています。

ふたつの作品を読んでいつも感じるのは、物語の中の時間の流れと現実の時間経過とのギャップです。刻々と物語時間が進んでいるフジミでも、圭と悠季が出会ってからまだ5年くらい…。タクミくんに至っては物語時間が25年で2年も進んでませんよ(笑) でも読者であるこちらの時間は普通に進んでいます。なので、それぞれの二人が過ごした時間も、物語時間より長く続いているかのような錯覚に陥ります。

何だか10年以上も続いてるカップルの様な気になってしまうんですが、よく考えたらそうではない訳で、二人にはまだまだ未知の部分も多くて、こちらが思っているほど安定した間柄でもないはずなんですよね…。それなのに、タクミくんはともかく、何だか悠季くんには古女房的な雰囲気を感じ初めてしまうなぁ…。

他にも、今年初めて読んで9月に最新刊が出た椹野道流さんのメス花シリーズなど、シャレード文庫で刊行が始まって9年ですし、最近久しぶりの新刊が出た烏城あきらさんの許可証シリーズも同じくシャレード文庫で6年目ですよね。最初からの読者の方は、このカップルたちにも、同じような時間のギャップを感じているのかしら、と思ったりしました。

そして読者である我々もさることながら、書いておられる作家の皆さんも、ご自分の現実時間の経過に影響されて、物語時間以上の速度で二人の理解や新密度を進めていることはないのだろうか、とも思いました。長く続いている作品の時間経過のギャップにちょっと混乱する今日この頃です。
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