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プリ・プリ、ホスト部、そしてNANA
2006-06-27 Tue 20:21
3作品ともこの4月から放送されている深夜アニメです。どの作品もBLではない少女漫画が原作なのですが、あきらかに、あるいは何となく、BLに隣接している様に感じる所がある作品です。『NANA』は以前から人気漫画として話題になっていたし、昨年観た映画もなかなか良かったので、アニメになると知って楽しみにしてました。でも後の2作は、新聞記事か何かで偶然アニメ化を知って見始めました。『桜蘭高校ホスト部』が何だか人気漫画らしいのは、書店の陳列を見て気が付いていたんですが、『プリンセス・プリンセス』は原作の存在も知りませんでした。ちなみに、原作は下記の通り刊行中です。

『プリンセス・プリンセス』つだみきよ著 
新書館 WINGSコミックス '02年8月第1巻発行。'06年4月発行第6巻にて完結。
月刊「Wings」2002年1月号~06年2月号に掲載。

『桜蘭高校ホスト部』葉鳥ビスコ著
白泉社 花ゆめコミックス '03年8月第1巻発行。
月刊「ララ」誌上にて '02年9月号より連載中。

『NANA-ナナ-』矢沢あい著 
集英社 りぼんマスコットコミックス '00年5月 第1巻発行。
月刊「クッキー」誌上にて '99年読切り掲載後、'00年7月号より連載中。

『プリ・プリ』は掲載誌「Wings」自体BLテイストな感じがあるのと、著者が別ペンネームでBLも描いているという事もあって、3作品のなかでは一番BL色が濃いと思います。寮のある男子高校が舞台で、主人公が寮生という、BLでも定番の設定です。主人公の亨くんとルームメイトの裕史郎くんの友情が、何時そういう流れになっても不思議じゃない様な気もします。そもそも、男子校生活の潤いの為に、美形な生徒を選んで女装させ「姫」と呼んでアイドル扱いし、女の子好きの男子が結果的に男子を擬似恋愛の対象とするという設定が、限りなくBL寄りだと思います。

亨はその美貌ゆえに転校早々「姫」に選ばれてしまうのですが、その前から決まっていたのが、裕史郎ともうひとり実琴くん。彼には、年上の彼女がいます。彼女は著者の他作品『革命の日』の主人公でもあり、成長とともに体に女性の特徴が現れたけれど、実は元男の子だったという経歴の持ち主です。彼女は心身ともに女性化しているようなので、この二人は基本的に異性愛カップルなんですが、彼女の男言葉が抜けなかったり、実琴が女装していると「ゆりカップル」みたいだったりと、亨&裕史郎の友情とはまた別に、BLテイストを醸し出しています。

男子が女装して男子生徒に潤いを与える『プリ・プリ』に対し、女子が男装して女生徒相手にホスト役を演じているのが『桜蘭高校ホスト部』です。といっても、男装しているのは主人公のハルヒだけで、他のホスト部員は正真正銘の男子です。ハルヒは『プリ・プリ』の姫たちと違って異性装に対する抵抗感はあまり無いようで、入学当初貧乏で制服が買えずにいた時に着ていた私服自体、男子っぽいスラックスにセーターでした。中学時代長かった髪も自分で切ってショートにしたくらいなので、逆に女の子っぽくするはあまり好まない様でもあります。
ひょんな事からホスト部などという怪しげな所に入部させられる羽目になって、制服は貰えたけれど男子用だし部活の都合もあるので、学校生活全般をその制服で男子生徒として過ごしています。部員以外の生徒はハルヒが本当は女の子だとは知りません。

ハルヒ自身は性別に拘りがなく、男子として学校生活を送っている事を気に病む様子もありません。その上恋愛にも無関心なので、お客様としてやってくる女生徒たちを可愛いと思う一方で、部員たちが彼女に寄せる色んな意味での好意には無頓着です。ホストと言いながら、部員だけの中では逆ハーレムともいえる状況なのですが、当のハルヒにその自覚は皆無の様です。男性たちに対して、女性として諸々の気遣いをすることも無く、ある意味男同士の様な仲間意識も持ちながら、実は王子様的な存在から好意を寄せられる、という美味しい設定になっています。一見BL的では無いようですが、女という性的対象の枠を超えて男の姿になって男から愛される、とういうのは、BLファンの女性が潜在的に持っている願望のひとつだとも言えます。

『NANA』は、暮らしぶりにしても恋愛願望にしても、とっても女の子らしい女の子である小松奈々と、ひとりの男性への一途な想いを秘めながらも、自分の生き方を貫いて独り立ちしようとしている大崎ナナ、ふたりのNANAちゃんをめぐる物語です。ふたりとも男性に恋をし、それに関わるあれこれが物語の重要な要素にはなっていますが、恋物語というよりは生き方の物語です。異性愛に限定した恋愛至上主義にのみとらわれない女性の生き方、恋愛をあつかいながらもその成就の喜びだけを描くのではない物語、そういう所に心惹かれます。双方の恋愛問題よりも、ふたりのNANAのやり取りが面白く、その関係性の方がどこか恋に似ています。

それにしてもアニメ版『NANA』、深夜枠とは思えないクオリティーの高さです。11時半という時間帯は、同じ日TV系で1時台の『ホスト部』やTV朝日系で3時台の『プリ・プリ』に比べると、同じ深夜枠ではないのかもしれませんが、他局でゴールデンタイムに放送されてる作品よりも絵が綺麗な気がします。日TV、力が入っているようです。一方『プリ・プリ』はアニメが終了したと思ったら、同じ時間枠で実写ドラマを放送するそうで、それはそれで力が入っているのでしょう。
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「きょうの出来事」でBLが!?
2006-06-17 Sat 15:59
だいぶご無沙汰しておりましたが、その間に新聞(我家は読売ですが)で「ボーイズラブ」「やおい」という単語を目にして、「そんなに一般的な話題になって来たのかこのジャンル!」とちょっと驚いておりました。そしら何と、15日の日本TV深夜ニュースで特集として扱われたじゃありませんか! ちょうど家族3人揃ってTVを見てたんですが、ダンナと高校生の息子の反応に、何とコメントしてよいのかわからなかったです(汗)

特集のタイトルは「恋愛ゲームにはまる女性達」だったんですが、「アンジェリーク」とか「遥かなる時空の中で」とかのネオロマンス系ゲームのイベントに多くの女性達が集まった、という導入から、話の流れはBL系にひかれる女性達へ。そして、まんだらけの店内の映像なども流れて、扱われてる本にBLが多いという事や、平日のお客様には会社帰りのOLさんも多く、BL本で仕事の疲れを癒されるのでは、という店員さんのコメントもありました。

池袋乙女ロード(行ったことないですが、どの辺なんだろう)の紹介では、BLファンの女性が取材に応じてらっしゃるのだけれど、「ひょっとしてヤラセ?」と思いたくなる様ないかにもオタクな服装の方を選んでいる所に、ちょっと疑問を感じました。

その後、熟年男性コメンテーターの方が「もっと現実を直視した方が良い」というような話をされたけど、「あなたこそ女性の置かれている現実を直視してないでしょ?」と言いたくなりました。結婚されいる方だとすれば、大人の女性の本分(仕事・家事・育児など)をしっかりなさってる奥様をお持ちなんでしょうけれど、そういう女性達が心底それだけで満足しているのか、思いやった事もないのでしょうね。

ダンナは、趣味にも熱中しつつそのパワーを糧に現実に立ち向かう、という意味でオタク(男性の)肯定派なので、女性だってそうなんじゃないか、とわりと理解を示してました。私がBL本を読んでる事は、前にチラッと話した事あるんですが、これほど熱中してるとは思ってないみたいですが・・・。

自分がblogサボっている間にもよくROMらせていただいてる
「或る編集者のオケラ日記」さんや、「ボーイズラブを読む!」さんでも話題にされてました。
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