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1Kアパ→トの恋
2009-05-12 Tue 02:45
富士山ひょうた 著

旧 版:桜桃書房 GUSTコミック 2001年2月発行 
新装版:フロンティアワークス Dariaコミックス 2004年4月発行

表題作の他「1Kアパ→トの同居人 」「君の胸に住む亡霊」「僕の本音とココロとカラダ」(小説エクリプス1999年~2000年初出)、「この小さな部屋で」(旧版描き下ろし)所収。更に新装版には描き下ろし「どこにいるとしても」が入ってます。

先日所蔵コミック本を整理した折に、持っていた旧版を久々に手にし、懐かしくて読みなおしちゃいました。おまけに、今書店に出回っているDaria版は、その後の描き下ろしがある新装版だと知って、それもまた買っちゃいました…。
蔵書は一向に減りません(苦笑)
高校生の夏(ナツ)は、転校生の河野と仲良くなった。親元を離れ一人で暮らす河野のアパートに入り浸るうち、ひょんな事から関係を持ってしまうが、二人の気持ちは微妙に行き違う…。
そして河野の隣室には、中学からの同級生で一緒に上京してきた大学生の景とフリーターの直道が住んでいた。しかも景がいきなり直道に告白したことから、こちらも悩める恋愛問題が発生…。

隣室も男同士の恋愛と知った直道は、年下の河野に何かと相談をもちかける様になり、4人はしだいに親しくなる。1Kアパートを舞台に、男同志二組のカップルの恋愛模様が描かれる。
本作が富士山ひょうたさん初コミックだったそうですが、私も富士山作品はこの本が初読みでした。そもそもこの作品を読んでみたいと思ったのは、とあるサイトでゲイの方が書かれていた紹介を読んだのがキッカケでした。当事者の方にとっても心惹かれるBLってどういう物語なんだろう、と気になりました。

馴れ初めが、そんなイキナリかい!、って感じはありましたが(夏×河野)、その後の展開は色々共感出来るところも多々ありました。相手の気持ちが他の女に向いてるのでは、と気をもんだり落ち込んだりする所も、ありがちな展開ながら、必要以上にグルグルしない所がいいです。河野や景の過去の話や、実家との関わりなんかにも、ちょっとジーンとさせられちゃいました。

以来富士山作品のファンで、その後何冊も読んでますが、この「1Kアパ→トの恋 」は、上に書いた様に、若者の初々しい恋愛心情に男同士故の苦悩なども織り交ぜ、微笑ましくもちょっぴり切ない感じが何とも言えず好きです。やっぱり富士山作品の原点なんだろうなぁ、と思います。
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純情 1
2007-02-28 Wed 17:13
富士山ひょうた 著
フロンティアワークス ダリアコミックス 2007年1月発行
「Daria」2006年4月号~12月号掲載+描下ろし

小説JUNEで挿絵を拝見してから、ちょっと気になっていた漫画家さんでした。一冊完結ということで読んでみた『1Kアパ→トの恋 』が中々良くて、要チェックの方だったんですが、そのわりには最近読んでなかったと、思わず購入した一冊です。
フリーライターの戸崎圭祐は、取材相手として現れた初恋の人倉田将成と再会した。彼とは高校1年の時クラスメイトだったが、戸崎が一方的に陸上部員として走る倉田の姿を眺めているだけの片思いで、さして親しくもならないうちに倉田が転校して、それきり会ってはいなかった。戸崎はすっかり忘れられているだろうと思ったが、倉田は覚えていた。それどころか、あの頃戸崎が自分をよく見ていた事や、その意味にも気が付いていた倉田は「抱かせてくれるなら」と、戸崎を誘ってきた。戸惑いながらも、断って逃げ出すのも悔しいと思った戸崎は、倉田に抱かれてしまう。しかも、一夜限りの事と割切ろうとする戸崎の複雑な思いをよそに、倉田の方から訪ねて来て二人の関係は続くのだが・・・。倉田の真意がわからず心乱れる戸崎と、戸崎のはっきりしない態度や元彼の存在に複雑な思いを抱き苛つく倉田。そこにまた戸崎の先輩も現れて、二人の関係の行方は・・・。
再会したその日に結ばれちゃってはいるんですけれど、それは体だけの事であって、互いに想い合っているようなのにギクシャクする二人。ありがちな話のように見えて、何か新鮮なトキメキを感じさせてくれるお話です。体だけは重ねあっているのに中々ひとつになれない心の襞を、高校時代の回想や周りの人間の同行を交えながら、時に切なく時にハラハラさせながら描いています。最終的には上手く行くんでしょうが、どういう道程をたどるのか、今から続きが楽しみな作品です。
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