スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ↑top
「菊花の約」と8月の読書
2011-09-05 Mon 15:52
間もなく9月9日、重陽の節句です。
この菊の節句で思い出すのは、戦国時代を舞台に描かれた、
赤穴宗右衛門と義弟丈部左門の堅い絆の物語です。

詳しくは、以前このブログに書いたものをご覧下さい。
「菊花の約(ちぎり)」
「妖しい『雨月物語』」
「『菊花の約』漫画と原話」
超手抜きですみません(^^;)

そして、懐かしいJUNEの名作「春ちゃんシリーズ」が、
電子書籍で復活して嬉しかった、先月の読書記録も書いておきます。

8月の読書メーター
読んだ本の数:34冊

ボディ・スペシャル〜春ちゃんシリーズボディ・スペシャル〜春ちゃんシリーズ
読了日:08月31日 著者:湊川理絵
囚われの姫君と舌技師〜春ちゃんシリーズ囚われの姫君と舌技師〜春ちゃんシリーズ
読了日:08月31日 著者:湊川理絵
flat(5) (アヴァルスコミックス)flat(5) (アヴァルスコミックス)
読了日:08月31日 著者:青桐ナツ
春闇の情深き体〜春ちゃんシリーズ春闇の情深き体〜春ちゃんシリーズ
読了日:08月30日 著者:湊川理絵
拝み屋横丁顛末記 15巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)拝み屋横丁顛末記 15巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
読了日:08月29日 著者:宮本 福助
知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物 (じっぴコンパクト新書)知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物 (じっぴコンパクト新書)
読了日:08月28日 著者:康 熙奉
信長協奏曲 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)信長協奏曲 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
読了日:08月25日 著者:石井 あゆみ
SMOKER (バンブーコミックス 麗人セレクション)SMOKER (バンブーコミックス 麗人セレクション)
読了日:08月24日 著者:井上 佐藤
マンガの教養―読んでおきたい常識・必修の名作100 (幻冬舎新書)マンガの教養―読んでおきたい常識・必修の名作100 (幻冬舎新書)
読了日:08月24日 著者:中条 省平
教科書が教えない歴史13教科書が教えない歴史13
読了日:08月22日 著者:藤岡信勝/自由主義史観研究会
オトメン(乙男) 13 (花とゆめCOMICS)オトメン(乙男) 13 (花とゆめCOMICS)
読了日:08月22日 著者:菅野文
place (Holly NOVELS)place (Holly NOVELS)
読了日:08月22日 著者:木原 音瀬
教科書が教えない歴史18教科書が教えない歴史18
読了日:08月21日 著者:藤岡信勝/自由主義史観研究会
おまえにUターン (ディアプラス文庫)おまえにUターン (ディアプラス文庫)
読了日:08月19日 著者:いつき 朔夜
バクマン。 14 (ジャンプコミックス)バクマン。 14 (ジャンプコミックス)
読了日:08月19日 著者:小畑 健
交渉人は愛される (SHYノベルス)交渉人は愛される (SHYノベルス)
読了日:08月18日 著者:榎田 尤利
沖縄密約―「情報犯罪」と日米同盟 (岩波新書)沖縄密約―「情報犯罪」と日米同盟 (岩波新書)
読了日:08月18日 著者:西山 太吉
恋と軍艦(1) (講談社コミックスなかよし)恋と軍艦(1) (講談社コミックスなかよし)
読了日:08月17日 著者:西 炯子
夜の童話 (バーズコミックス)夜の童話 (バーズコミックス)
読了日:08月17日 著者:紺野 キタ
うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)
読了日:08月17日 著者:宇仁田 ゆみ
うさぎドロップ (4) (Feelコミックス)うさぎドロップ (4) (Feelコミックス)
読了日:08月15日 著者:宇仁田 ゆみ
コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)
読了日:08月12日 著者:高橋 千鶴
魅惑のボーイズラブ☆ヒストリー魅惑のボーイズラブ☆ヒストリー
読了日:08月11日 著者:織田茉莉
小野お通小野お通
読了日:08月11日 著者:真田淑子
アプローチ (キャラ文庫)アプローチ (キャラ文庫)
読了日:08月10日 著者:月村 奎
海街diary 4 (flowers コミックス)海街diary 4 (flowers コミックス)
読了日:08月10日 著者:吉田 秋生
うさぎドロップ 9  (Feelコミックス)うさぎドロップ 9 (Feelコミックス)
読了日:08月09日 著者:宇仁田 ゆみ
うさぎドロップ 8 (Feelコミックス)うさぎドロップ 8 (Feelコミックス)
読了日:08月09日 著者:宇仁田 ゆみ
うさぎドロップ (3) (Feelコミックス)うさぎドロップ (3) (Feelコミックス)
読了日:08月09日 著者:宇仁田 ゆみ
うさぎドロップ  (2) (Feelコミックス)うさぎドロップ (2) (Feelコミックス)
読了日:08月09日 著者:宇仁田 ゆみ
うさぎドロップ (1) (FC (380))うさぎドロップ (1) (FC (380))
読了日:08月09日 著者:宇仁田 ゆみ
蛍火の杜へ (花とゆめCOMICS)蛍火の杜へ (花とゆめCOMICS)
読了日:08月09日 著者:緑川 ゆき
宮廷神官物語  運命は兄弟を弄ぶ (角川ビーンズ文庫)宮廷神官物語 運命は兄弟を弄ぶ (角川ビーンズ文庫)
読了日:08月08日 著者:榎田 ユウリ
富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部  リサイタリスト (角川ルビー文庫)富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 リサイタリスト (角川ルビー文庫)
読了日:08月02日 著者:秋月 こお

読書メーター
スポンサーサイト
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(3) | トラックバック(0) | ↑top
最初からBL読みだったんだな…。
2009-08-16 Sun 10:02
すっかりblogサボっておりますが、BL本はボチボチ読んでおります。でも中々感想が書けません。このところ家のことやら仕事のことやらで気の張る事があったからか、単に歳のせいで集中力が一層低下したのか、漠然とした思いを文章にする作業が面倒になっておりました。この状態を放置しておくとボケますねキット(^^;)

それからもうひとつ。「小説道場」については以前書きましたが、その中で常に問いかけられていたのは書き手にとっての「JUNEやヤオイである意味」でした。読者でしかない私は、その立場で「JUNEやヤオイを読む意味」をいつも自問自答していたのに、その問いの最初の発信者であった栗本薫さん…中島梓道場主さまが、もうこの世にいらっしゃらないこと。その事に思いのほか喪失感があるのかもしれない、という気もしております。

「新版・小説道場」4巻を読んでみると、JUNEへの投稿小説とその書き手の熱気や質の変容が、道場主の情熱や思いとすれ違っていく様子がうかがえます。それはたぶん、かつてのJUNE小説からBL小説への移行期だったのだろうと思われます。4巻発売は1997年9月です。私が小説JUNEを読み始めたのは98年春頃でしたので、当時の小説道場はすでに編集者評のみによるものでした。その頃のJUNE誌掲載小説は、道場主さまにとってはすでに本来のJUNE小説ではなかったのでしょうね。

10年前、すでにアラフォー世代だった私が出会った小説JUNEが、もしも道場主さまが思うかつてのJUNE小説だったならば、こんなにもこのジャンルの小説にハマっていたのだろうか? と思う事があります。もちろんその後に読んだかつてのJUNE小説には、深く心に刻まれた作品も多かったです。でも一方でその登場人物たちに感情移入出来ない、逆に批判的になってしまったりする作品もありました。それはたぶん、自身が年齢経験ともに、すでに傷つきやすい少女ではなくなっていたからです。

十代の正真正銘乙女だった頃は、互いの心が通じ合った時点をハッピーエンドとする「乙女ちっく」漫画にも心惹かれていました。それが歳を重ねる程に、そこから先の葛藤にどう対処し、解決または折合いを付ければ良いのかが問題になってきます。親子関係においても、アダルトチルドレン云々を蒸し返しても仕方ない歳になって、自身が子の親になり老親を介護する時が迫っている世代です。

そんな時に出会った小説JUNE。今思えば、どの作品もかつてのJUNE作品の雰囲気を残しながらも、すでに中島梓道場主が思うJUNE小説とは違う作品になっていたのだと思います。それはつまりJUNEではなくBLってことだったのでしょうね。私は小説JUNEを読みながら、最初からBL小説読みだったわけです。そして、それらのBL作品と「小説道場」道場主の言葉に救われたのだなぁ、とつくづく思う今日この頃です。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(0) | トラックバック(0) | ↑top
お疲れ様、ありがとうございました。
2009-05-29 Fri 22:26
栗本薫さんの訃報を27日の夕刊で知り、驚きました。
まだ56歳、はやすぎますよね。ショックです…。

前にも書きましたが、小説家「栗本薫」の名前を知ったのは、角川映画「キャバレー」の原作者としてでした。映画の予告編の大まかなストーリーから、「薫」さんという原作者は男性なのだろうと思い込んでいて、その後テレビで見た中島梓さんと同一人物と知ってビックリしました。

そして栗本作品に再会したのは、パソ通仲間から紹介されたフジミにハマった後。JUNE小説といえば「栗本薫」でしょう、とその仲間たちが紹介しくれたのが、「終わりのないラブソング」と「真夜中の天使」でした。「真夜中の天使」の、あの肩に力が入りまくったあとがきに、先駆者として、清水の舞台から飛び降りるような思いであの作品を世に問うた思いの一端を知らされました。それとは別に、ちょうどその頃(1997~98年)の最新作、ルビー文庫で発表されていた「レクイエム・イン・ブルー」シリーズを読んだのも印象に残っています。

けれど、最も心に残っているのは、小説より中島梓名義で書かれた「小説道場」の道場主としての言葉の数々です。JUNEに小説を投稿してくる門弟たちを叱咤激励する熱い語り口。そして「ヤオイよ、JUNE小説よ、アナーキーであれ!」と訴え続ける姿勢でした。道場主の批評に導かれて、色々な投稿作品を読ませていただき、益々このジャンルの小説にハマっていき、また自分が何故ハマっていくのか考えるヒントに、「タナトスの子供たち」や「コミュニケーション不全症候群」も読ませていただきました。

このジャンルの作品にハマり、そして考え、多少なりとも自分自身を振り返り、おかげで救われた事もあったこと、作家栗本薫さんに、道場主中島梓さんに、今は感謝したい思いでいっぱいです。ありがとうございました。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(0) | トラックバック(0) | ↑top
富女子宣言
2009-04-06 Mon 20:24
斎藤ミツさん&文尾実洋さんの「ゼロアカ道場」挑戦ブログ「BL・やおい文学研究所」に興味深い記事が書かれています。このブログは、東浩紀と太田克史のプロデュースによる批評家選考&育成企画「ゼロアカ道場」の関門突破を目指すお二人の活動報告の場です。この記事にある斎藤ミツさんの「富女子宣言」、動画はこちらからご覧なれます。

このジャンルのファンの中から生まれた「腐女子」という呼称が、ここ1・2年でやけに一般化して、悪く言えば手垢が付いてしまった様で、ちょっと複雑な思いでした。そこへ「富女子」という新呼称を、斎藤さんは提唱されているのです。自分がすぐさまこの呼称を採用しようという決心は出来ませんが(笑)、拝見して何だか胸の空く思いでした。

斎藤さんは宣言の中で、このジャンルが生まれた理由として「トランスジェンダー」をあげておられます。榊原史保美さんも「やおい幻論」の中で、同じ理由を書かれていましたね。私は個人的にこの路線ではないんですが、江戸文化の中にその源流を求める話は興味深かったです。

この動画の情報は、葡萄爪さんの「腐女子言端の内と外」で知りました。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(0) | トラックバック(0) | ↑top
少年ジャンプの女性読者って…。
2009-03-30 Mon 02:07
ジャンプ編集部が登場する漫画「BAKUMAN」(原作:大場つぐみ/漫画:小畑健)2巻、前の書込みをした時には、未だ全部読んでいなかったんですが、実は最後の方のエピソードで女性読者について触れていました。ジャンプでは、アンケートの人気投票の順位が、作品の掲載に大きな影響を与えている、というのはよく知られている事です。「BAKUMAN」の中で、主人公たちの担当編集者が語るには、「今はアンケートを送ってくるのは、30%は女の子だから」女の子に支持されない作品は厳しいという事でした。

この物語はフィクションですが、ジャンプ編集部を舞台にしているからには、この数字は全くのデタラメという訳ではないのでしょう。ネットで検索していたら、「少年ジャンプの読者の4割は女性」などという書込みも見かけましたが、さすがにそんなに多くはないでしょう。何となくアンケートに回答する率は女性の方が多そうな気がするので、女性読者の割合自体はもうちょっと少ないのでは、と思います。それでもほんとに結構多いんですね…。

2005年というからもう4年も前ですが、「少年ジャンプの読者層の変化・女性読者の影響 」というのブログ書込みを見つけました。この記事内で紹介されいた他の方の書込み「人気投票結果への「反響」について思うこと」でも触れいましたが、女性読者の反応がジャンプに与える影響が随分前から話題になっていたんですね。

2005年頃なら、「デスノート」や「ヒカルの碁」のほったゆみさん原作(漫画:河野慶)「ユート」も連載されいたので、私もまだ毎週ジャンプを買っていました。上の書き込みで問題になっていた「銀魂」だって読んでましたが、女性読者と人気投票のことがそんな問題になっているとは、ちっとも知りませんでした(^^;) 何度も書くようですが、自分も読んでいたくせに「銀魂」が女性受けする作品だという認識がありませんでした。

でも、それは別にしても、女性読者がキャラ人気投票に走る気持ちは解ります。パソ通時代に「ドラゴンボール」ファンの書き込みで感じたのは、女性ファンには登場人物への思い入れの深さから作品を語る人が多いのに比べ、男性ファンは物語論とか表現の意味などから作品を語る人が多かった事です。女性ファン同士だと「〇〇というキャラが好き」という話で盛り上がってしまうんですが、男性ファンが作ってる会議室などでは、そういうキャラ萌的発言は嫌がられる場合もありましたね…。同じ作品のファンでも、女性ファン的な読み方と男性ファン的な読み方があるのかなぁ、と思ったものです。

歴女の話でも思いましたが、女性ファンの多くは、登場人物とかその関係性にハマるのあって、作品論的なものや時代背景的な事柄への関心は二の次(もちろん関連情報として関心はあるんですが)になってる場合が多いということですね。そのあたりがどうも、同じ作品、同じ人物や時代に思い入れがあっても、男性的関心を持つファンとは微妙に違いが生じるところです。この違いって何処から来るものなのでしょうか。これが「やおい」を読み解くひとつのカギだと思うんですが、何故の答えを明快に答えるのは難しいです…。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(0) | トラックバック(0) | ↑top
ジャンプ作品雑感
2009-02-11 Wed 14:28
何年も前からハリウッドでの実写映画化が話題になっていた「DRAGONBALL」、
その後どうなっちゃったんだろうと思っていましたが、ようやく完成したようです。
タイトルは「DRAGONBALL EVOLUTION」、日本公開は3月13日です。
公式サイトはこちら

漫画・アニメのファンとしては「何のSFカンフーアクションでしょう!?」と驚いちゃう様な作品ですが、原作者の鳥山せんせも「えっ?」と思いながら「別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません」と公式サイトで表明されておられるので、「心を落ち着けて拝見しましょう」(拝見はしたい)と思いました。

今月はまた「ヒカルの碁」完全版の発売も始まりました。1巻はヒカルと佐為、2巻はアキラくんが表紙です。パステル調の小畑健さんの絵に心惹かれて買いたくなっちゃいましたが、月半ばにして既に書籍購入費が大変な事になっているので、思い留まりました。

と言いながら、小畑さんといえば、大場つぐみさんとのデスノートコンビで新刊が出てたので、それは買っちゃいました…。作画と原作でコンビを組む二人の少年が、険しい"マンガ道"を歩む「BAKUMAN」です。昨年から息子がジャンプを買ってこなくなったので(コミック派)、連載をちっとも知りませんでした。マンガ家を描く漫画、それもジャンプでって、これまたデスノートとは違った意味でチャレンジャーですね。

ところで「DRAGONBALL」の映画ですが、VSピッコロ大魔王の話のようです。なのでベジータは登場しませんが、原作登場人物の中では彼が一番好きです。最初は普通に少年だった悟空が大好きだったんですが、何故でしょう。悟空が大人になってから登場してきたベジータは、最初は敵だったし自尊心の塊みたいなハッタリ野郎で、あまり好きになれませんでした。

でも二人ともに妻子持ちになった時、何か少し丸くなったというか、より普通にオジサンとしての感覚をもっていたのはベジータでした。それでも、悟空に対するライバル意識に折り合いを付けきれずに葛藤し、本人を前にするとイライラを爆発させてしまう…。主人公なるが故か、大人になっても永遠の少年である悟空が持ち得なかったモノ、それを表裏一体の半身の様に映し出しているところに惹かれたのだと思います。ライバルとして悟空を追い求める姿も、何だか切なくなる程でしたしね。

そういう意味では、ヒカ碁のアキラくんが好きになったのも、ライバルとしてヒカル(佐為)を追い求める、なり振り構わぬ姿勢と情熱に惹かれたのでした。ヒカルもアキラと自分の力で対する事を求めていたけれど、アキラくんの熱意には及ばなかった様な気がしました。

ベジータもアキラも自分自身の為にライバルを必要としている訳ですが、絶対他者を求める様な、ある意味自己愛の様な、この複雑で深い感情を、原作で「友情」以上にそれとは詳しく描かないのが少年漫画です。その描かれない思い(想い)を、二次創作で表現しようとする時「やおい」が生まれるのでしょうね。

そういえば近頃ジャンプ読んでないので原作はノーチェックですが、アニメ「銀魂」はまだビデオに録ってます。最近息子が見なくなっちゃって、ビデオが大分溜まっておりますが、一人でも見ようかと思う今日この頃。そういえば自分、この作品では誰が好きなんだろうなぁ、やっぱり銀さんか…。まだそこまではハマっていないらしい。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(2) | トラックバック(0) | ↑top
JUNE誌の履歴書
2008-12-01 Mon 01:00
JUNE誌の本家本元サイト「June-NET」によりますと、この度、マガジン・マガジンからボーイズラブ部門を独立させて「株式会社ジュネット」を設立されたそうです。

JUNE誌の発行元は当初の(株)サン出版から、1991年の(株)サン出版組織再編成統合により(株)マガジン・マガジンとなり、今後は(株)ジュネットになるわけですね。私の中では、小説JUNEが2004年4月号で休刊となった後、JUNE誌は過去のモノになってしまったのですが、現在も「コミックJUNE」は隔月刊で発行されています。小説JUNE2003年10月号が25周年記念号でしたが、それから5年、この10月で30周年だったんですね。

ちょうどJUNEリストに追記などしていたところですので、
「ガバチョの部屋」さんの「JUNE系小説」「JUNE系コミック」、
「ショタやおい雑記」さんの「JUNEの傍系」
なども参考にさせていただき、JUNE誌の発行年をまとめてみました。

コミックJUN 1号:1978年10月号
コミックJUN 2号:1978年12月号

JUNE 3号:1979年2月号(コミックJUN改題)
   ↓
JUNE 8号:1979年8月号

JUNE 復刊1号:1981年10月号
   ↓
JUNE 85号:1995年11月号

小説JUNE 1号:1982年10月号
     ↓
小説JUNE 152号:2004年2月号
小説JUNEDX(153号):2004年4月号

JUNE新鮮組 1号:1995年2月号
JUNE新鮮組 2号:1995年8月号

コミックJUNE 1号:1995年7月号
コミックJUNE 2号 (発行月不明)

ヴィジュアルJUNE:1996年1月号
ヴィジュアルJUNE:1996年4月号

別冊JUNE 1号:1996年9月号
別冊JUNE 2号 ~ 7号 (発行月不明)
別冊JUNE 8号:1997年7月号

コミックJUNE 3号:1998年8月号
コミックJUNE 4号:1998年12月号(刷新第一弾)
コミックJUNE 5号:1999年2月号
コミックJUNE 2008年現在隔月刊行中

恋JUNE 1号:2006年4月
恋JUNE 2号:2006年9月
恋JUNE 3号:2007年1月
恋JUNE 4号:2007年5月
恋JUNE 5号:2007年10月
恋JUNE 6号:2008年3月
恋JUNE 7号 2009年1月発売予定

JUNE8号(1979年8月)からJUNE復刊1号(1981年10月)まで2年間、JUNE誌は一時休刊状態になっていました。この間に、1979年9月の「真夜中の天使」と1981年9月の「翼あるもの」、栗本薫さんの2作品が文藝春秋社より刊行されています。

そして、JUNE小説に大きな影響を与えた「中島梓の小説道場」は、JUNE1984年1月号から始まって、95年に小説JUNEに移ってこの年いっぱい連載されました。

1985年8月には、1984年6月号から小説JUNEに連載された榊原姿保美さんの「龍神沼綺譚」が光風社出版より刊行され、86年には、小説道場出身の江森備さん「私説三国志」も同社から刊行が始まりました。

1991年から、JUNE連載の栗本薫さん「終わりのないラブソング」が角川スニーカー文庫で刊行されましたが、同文庫では他にも、「そして春風にささやいて」(タクミくんシリーズ)や三田菱子さん、原田千尋さん、野村史子さんなどのJUNE小説が刊行されました。
そして、92年12月には角川ルビー文庫として、初のJUNE系(BL系)文庫レーベルが生まれることになります。

JUNE誌の方は、「JUNE」を引継いだ形で1996年1月に創刊された「ヴィジュアルJUNE」が2号まで発行された後、96年9月に「別冊JUNE」が創刊され97年7月号まで発行されました。97年8月以降は、隔月刊だった「小説JUNE」が月刊となり2002年2月まで続きましたが、02年4月以降は隔月刊に戻っています。

「コミックJUNE」は1995年7月にJUNE増刊号として出ましたが、2号が出た後しばらく間を開け、1998年8月に小説JUNE増刊として3号が出ています。続く98年12月の4号は、(刷新第一弾)と銘打っていて、編集後記には「ボーイズの娯楽の王道」という文言もあったりします。 以降その路線となった様で、99年2月の5号と続いて、現在は隔月での定期刊行となっています。
2006年4月創刊の「恋JUNE」も、不定期ながら続いていくようですね。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(0) | トラックバック(0) | ↑top
「小説道場」投稿作品リスト、完了。
2008-11-27 Thu 02:36
ここのところ、投稿リストを書きだすために「小説道場」を拾い読みしていました。
うっかりすると、道場主中島梓先生の熱意に引込まれて熟読してしまい、作業が進まないのが難点でした(^^;)  「小説道場」については以前も書いていますが、あらためて読んでみると、JUNE小説が隆盛にともなって変容していく過渡期を、追体験しているような気になってきました。

中島梓道場主による薫陶により、門弟たちの作品がJUNE誌で人気を得て、さらに単行本や文庫本を出す人気JUNE作家を輩出することになりました。1992年頃までは、それをとても喜んでいたいた様子の梓先生でしたが、JUNE1994年2月号で次のようなお話をされています。
第六十一回 年頭のご挨拶より。

去年は角川ルビー文庫の創刊(注:92年12月だが…)をはじめ、JUNE小説、「新耽美小説」などがたいへん市民権をひろげてきたように見える年であった。この小説道場の門弟からもずいぶん、プロの作家として作品が刊行されるものがあいついだし、またそれがなかなかの売れ行きを示したりと、世の中が大きく変わりつつある印象があった。

今年1994年がどのような年になるかはわからないが、いったんこちらに向かって動き始めたものは何の理由もなく別の方向に向かってゆくことはないだろう。これから先JUNE小説を書いてゆく人々、また小説道場に投稿してくれる人々にとっては、JUNEというジャンルは私がただ一人「真夜中の天使」を出版してありとあらゆる「ヘンタイ」の評判をとっていた当時とは存在の仕方がまったく違っている。

それがいいことであるのか、デメリットである部分もあるのか、それはあまりに複雑な要素を持った問題で簡単にはわかりようがないが、ともあれこの一年が去年よりもJUNE小説を書く人々にとっても、読む人々にとってもよりよい年であるように個人的には道場主としても期待したいところであります。
94年初頭というと、まだボーイズラブという呼称が一般化する前だと思いますが、そういう時代に向かって行きそうな予感に、戸惑っておられますね。この後しだいに道場主の投稿作品への違和感が見え隠れしはじめて、95年に入ると「小説道場」存在意義に疑問を持つようになります。結局その年末には梓先生による「小説道場」は終了してしまいました。

私が小説JUNEを読み始めたのは1998年。ちょうど、小説JUNE1号からのJUNE作家であった榊原史保美さんが「やおい幻論」を出された年でした。前年に発行された「新版・小説道場4巻」には、中島梓先生が「やおいゲリラ宣言」を書かれてましたね。私の知ってるJUNEは、既にボーイズラブの時代のJUNEだったんだなぁ、とあらためて思ったりしました。
それについては、また別の機会に書こうと思います。

そんな訳でJUNE「小説道場」投稿作品リスト何とか最終71回まで終わりました。我ながら暇人だと思いますが、年末に向かってやらねばならぬ家の事など色々考えると、つい逃避行動にでる悪い癖が…。ついでに、JUNEリストの方も少し追記しました。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(2) | トラックバック(0) | ↑top
弥生美術館・高畠華宵
2008-11-11 Tue 23:32
今日職場で、9月の「深夜アニメの話で…。」に書いた、アラフォー世代の社員さんと二人きりになる時間がありました。彼女とはよく漫画などのオタクな会話をするんですが、今日の話題は美術館でした。

「竹久夢二美術館に行ったことありますか?」と聞かれたので、伊香保温泉に行った時に寄った話をしたのですが、彼女が言いたかったのは、本郷の東大裏にある方の美術館でした。私は東京の方は知らなかったので、「それは行ってみたい」と興味を示したところ、「ヒトコさん好きそうだと思ったんですよ」とのこと。そして、

「その隣に弥生美術館というのがあって、少年倶楽部とかの挿絵画家の作品が展示されてたんですが、ヒトコさん高畠華宵って知ってます?」といきなり何だかディープな方向に(笑) それは聞いたことありますが、何と言えばいいのか迷って、つい「耽美系の挿絵を描いた方ですよねぇ・・・」と答えたら、「耽美というかJUNE系ですよね」というリアクションが! 思わず「そうです」とか言いながら、職場でこんな会話してるって(他に聞いてる人は居なかったけど)、と焦っちゃいました。が、彼女はJUNE知ってる人だったんだ…。

高畠華宵の絵はもちろんJUNEで見たんですが、彼自身はJUNEが創刊される10年位前に亡くなっているので、JUNEの為の挿絵を描いたことはないんですね。でも、彼女が見た限りでは、女性の絵より少年の絵の方が生きいきと描かれていたそうです。こちらの美術館も行ってみたいです。

弥生美術館・竹久夢二美術館のサイトはこちらです。作家情報「高畠華宵」に所蔵作品の紹介もあります。時代の違いもあり作風はだいぶ違いますが、山本タカトさんや天野喜孝さんなどの作品の源流となるような、妖艶で耽美な雰囲気がありますね。そしてまた、度合いは違えど、デカダンスをまといつつ伝えられる情念という共通点が、まさにJUNEだと思います。

P.S.
左のリンクに入れてますJUNEリストですが、リンク切れになっているところが修復出来ないので、別URLでPUしました。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(2) | トラックバック(0) | ↑top
元BL作家さんと、書くことの意味。
2008-10-14 Tue 17:53
10年前、フジミにハマって小説JUNEを読み始めた時、フジミ以外に連載されていた人気作品のひとつが江上冴子さんの「エデンを遠く離れて」でした。

その他に連載されていた、剛しいらさんの「ドクター×ボクサー」、榎田尤利さんの「魚住くん」それに「フジミ」というラインナップの中では、学園モノということもあって、最初はお気楽な印象の作品でした。確かに他と比べたらJUNE度の低い作品だったのですが、時折登場人物にさせる自己分析・自己反省にハッとさせられる事がありました。

そんな事から、江上さんの他作品も読むようになって、今後に注目な作家さんのおひとりだったのですが、2002年に「エデン」の連載を終えられた後、小説をお書きにならなくなりました。小説JUNEでは「JUNE文学ガイド」と、それに続く「私だけの探美図書館」も担当させていたんですが、2003年4月号を最後にそちらの連載も終了されました。楽しみに読ませていただいてたので残念でした。

ひそかに、BL以外の小説を書かれる事も期待していたんですが、その後筆を折られて転職されました・・・。そしてこの夏、作家引退後も続けていらしたブログを閉鎖されました。時折読ませていただくのを楽しみにしていたので、ショックでした。

最後の書き込みに、
「小説を書かないでも、平穏に生きられるようになりました。今度は、ブログを書かなくても平気な人になりたいのです。」
とあったのが、胸にズシーンと来ました。

自分にとって、「書く」ことは、精神的なバランスの悪さや歪みを是正したいという欲求の表れであるが、「書く」ことで、自分の現実はなんら変わらない。書くことで現実を美化したり、正当化したりして、自分を守ってしまう。書くことに耽溺してしまうと、成長や変化のチャンスを失ってしまう。本当に書くことが仕事である方は、このような書き方は一切していない。
という事も書いておられました。

江上さんは商業誌に作品を書かれている間、同人誌活動は一切されていませんでした。ご自分なりのスタンスを常にきっちりさせて書かれていた、とても生真面目な作家さんだったのだと思います。そして、初めて作品を読ませていただいた時の印象とは裏腹に、とてもJUNE的な創作姿勢を持たれていた作家さんだったのかもしれない、とも思いました。

江上さんのブログ閉鎖、そして書くことの意味を提示されたこと、なんというか、この夏一番ショックな出来事でした。
別窓 | JUNE・やおい・BL | コメント(2) | トラックバック(0) | ↑top
| グラス・エイジ | 次ページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。